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睡眠時無呼吸症についての思いや雑感![]() 睡眠時無呼吸症には、以前から興味があった。 「興味があった」というよりも、おそらく自分もそうなのだろうと思っていた。 (「いびき」参照) 睡眠時無呼吸症は、テレビでも時々取り上げられているので、 今では、知らない人はいないのではないだろうか。 しかし、どんな治療をするのかまで紹介するテレビ番組は出会ったことがない。 そんなことで、病院に行って治療をしておこうという気にはなかなかならなかった。 ところが、ある時何気なく見ていたテレビ番組で、 睡眠時無呼吸症は、血栓の原因になると解説をしていた。 どきっとした。 父親が、まさにその通り、脳血栓を発症していたからである。 これはやばいと思った。 ふと頭に浮かんだのは、N歯科大学病院であった。 以前、知人の見舞いに行ったときに、廊下の掲示板に”いびき相談”とかいうポスターが貼られていた。 思い立ったら早かった。 早速、訪ねると、「いびき診療センター」という頼もしい名前の科に回された。 顔のレントゲンを2枚撮り、先生から気道の広さが、平均の半分ほどしかないといわれた。 その後、いろいろと問診されて、一泊入院して、体にセンサーを取り付け、 そのデータを見て治療法を考えるのだという。 バインダーを開いて、病室が空いているのは、一番早くても今から3週間後だという。 そんなに、睡眠時無呼吸症で訪れる患者は多いのだろうか。 いよいよ検査入院の日、指定どおり午後4時前に病院に到着。 病室に通されて、看護師さんから説明を受ける。 少しベテランのようだが、目が二重でクリッとして愛嬌があり、胸元もまぶしい看護師で嬉しくなった。 もっとも、看護師は交代制だから、6時前に来た看護師は別な人に変わっていたが・・・。 病室は、ベッドが4つ置いてあり、3つのベッドの傍らにセンサーの配線や機器が置いてある。 もう1つは、なぜか床から寝床が1m程も上げてある子供用のベッドだ??? 夕方6時に夕食。 毎晩欠かさずに酒を呑むので、酒がない食事は、アッと言う間に5〜6分で完食。 8時5〜6分前になって、検査技師の若い男性が病室に現れた。 10分くらい、部屋の隅に置いてあるパソコンを調整していた。 それからベッドのわきに来て、センサーを取付け始めた。 途中、睡眠薬を渡されて、飲むようにいわれた。 最初に頭、これが長い。 次に、足、腹の順番にセンサーをつけていく。 退屈なので、いろいろと質問をしようとするが、 まだ、この会社に入って間がないので、よくわかりませんと、つれない返事をする。 それでも、以前10代半ばの女の子に当たったことがあったという。 睡眠時無呼吸症とは考えにくいが、どんな病気だったのか。 実は、環境が変わって熟睡したり、逆に眠れなくなったりして、 せっかくの検査にもかかわらず、睡眠時無呼吸症の症状が出なかったりしたらまずいと思って、 バッグにこっそり紙カップ酒を忍ばせてあって、寝る前にでも呑もうと思っていた。 ところが、睡眠薬を飲まされるは、センサーを取り付けた頭に、取れないようにといって、ガーゼのネットをかぶせられるはで、 酒を呑もうなどという気持ちは吹っ飛んでしまった。 検査技師に白状して嘆くと、一瞬の後大笑いをされてしまった。 こんな恰好をされたら、寝付けない人も出るのではと思って尋ねると、 なぜか嬉しそうに、ところがみなさんすぐ熟睡されるんですよねぇとの返事。 かくいうわたしも、ちょうど9時頃に取付けが終了してすぐ寝たが、 朝方うつらうつらしたものの、不覚にも?よく眠れたのであった。 (右の写真は本人とは関係ありません) それから一週間後、検査入院の結果が出る日である。 診察室に入ると、先生「重症の無呼吸症ですね」と一言。 初診の時に、アンケートの用紙を見て、問診の後、 「おそらく軽い無呼吸症ですね」と話していたのに、意外な結果に唖然とした。 渡された検査結果を見ると、 ”呼吸の状態(寝ている間に呼吸が止まったり弱くなったりした回数)”が31.9回/時、基準値は5回以下/時、 ”睡眠の状態(上の状態のために脳が起こされた回数)”が35.2/時、基準値は10回以下/時、 ”睡眠中での酸素不足の割合(寝ている間に無呼吸などが原因で危険な低酸素の状態に陥った時間)”が11.4%、基準値は0%である。 見事に、全項目で基準値を軽々とオーバーしている。 この状態を放っておくと、10年以内に死亡する確率は50%であるという。 早速、治療に入りましょうということで、カーテンの隣に待機していた”技師”のところへ。 「シーパップ」というマスクを、睡眠時に装着するのだという。 睡眠時に、空気を送り込んで、気道を広げてくれるので、無呼吸にならないらしい。 説明を聞いて、黒いカメラケースのようなケースに入れて渡してくれた。 (イメージ図)睡眠時無呼吸症A に続く |
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